MongoDBをWindowsで使用している場合、データのバックアップとリストアは重要な作業です。以下は、このプロセスを簡単に行う方法についてのガイドです。

MongoDBのバックアップを取る方法

  1. mongodumpコマンドの使用: WindowsでMongoDBのバックアップを取るには、mongodump コマンドを使用します。このコマンドはMongoDB Compassには同梱されていません。

  2. ツールのダウンロード: mongodump を使用するには、MongoDBの公式サイトからMongoDB Database Toolsをダウンロードする必要があります。ダウンロードはこちらから可能です: MongoDB Database Tools

  3. ツールの設置: ダウンロードしたツールを、例えば C:\Program Files\MongoDB\Server\4.4\bin などのディレクトリにコピーします。ただし、PATH環境変数が適切に設定されていれば、このディレクトリに限定されるわけではありません。

  4. データのダンプ: データのバックアップを取るには、以下のコマンドを実行します: mongodump -o <PATH>。ここで <PATH> はバックアップデータを保存するパスです。このコマンドにより、指定したパスにbsonファイルが出力されます。

MongoDBのデータをリストアする方法

  1. mongorestoreコマンドの使用: バックアップからデータをリストアするには、mongorestore コマンドを使用します。

  2. リストアの実行: リストアを行うには、以下のコマンドを実行します: mongorestore -d <DATABASE> <PATH>。ここで <DATABASE> はリストアするデータベースの名前、<PATH> はバックアップファイルがあるパスです。

  3. 注意点: -d <DATABASE> オプションを指定しないと、データがスキップされることがあるため、注意が必要です。リストアが成功すれば、コマンドプロンプトに done と表示されます。

このガイドを参考に、MongoDBのデータバックアップとリストアを安全かつ効率的に行いましょう。

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